シーズンXX

告発～国選弁護人　第5話　記憶を消した女　（2月10日放送）

前回からのつづき。佐原(田村正和)の娘(相武紗季)の帰国にはわけがあった。娘(相武紗季)は自分の診断ミスで現地の子供を死なせてしまいチョー落ち込んでいたのだ。それをゴリラ(山口智充)にはげまされたというありがちなはなしであった。佐原はわりとあっさり(山口智充)を認める。娘が(山口智充)のことを「つまんない男」というのに「そんなことないだろう」と返す。この不要なホームドラマのくだりは短めで良かった。ぐっさんである必要はないけど。

本筋のほうは当時子供だったアツコ（若村麻由美）には夫のためにとった母親の行動が理解できずそのまま母親を誤解したまま大人になり今回の事件につながる、という感じの話し。アツコ役の（若村麻由美）の熱演はよかったけど火の記憶とかあんまりたいした意味がなかったような。アツコに対してあの女刑事がえらく入れ込んでいるからもしかして無罪なのか、と思ったがそんなことはなかった。最後までこの女刑事（辞職）の行動は意味不明。好みじゃないお話だったんで流し見になってしまった。ホームドラマパートはカットして１話完結にしたほうがいい気がする。

フェイク　第6話（最終回）　2月8日放送

「贋作をつくってるのは僕じゃない、君だ」

あらすじ
骨董オークションで歌麿の贋作が出品されていた。翌日、画家の山科が遺体で発見、服毒自殺な状況。そしてオークション会場からは贋作が消えていた。（財前直見）は贋作の出どころを探る。すると謎の贋作家Kからこれ以上嗅ぎまわるな、と警告がある。死んだ山科はとても評価の高い画家であったが10年前に筆を折っている。そして遺書が発見されそれには贋作を書いたのは自分だとしるされていた。警察は自殺の方向ですすめるが（寺田農）は（佐野史郎）にもっと調べてくれよう、とだだをこねる…。（以下略）

感想
全6話とは…。結局“K”は捕まらず、最後は一応、続編やってもいいかな的な終わり方。
全話は見てないけど全体の感想。ぬるいサスペンスものに骨董要素を加えてちょっと丁寧に作りました、的な域をでない。展開がスローなのはいいとして、ちょっと中途半端だったかな。殺人事件なんかはやめてスケールの小さい事件で骨董美術品がらみのウンチク的なことをもっと全面に押し出してやれば固定ファンがつくのでは？同じNHKの「美の壷」と合体させた感じにすればどうだろう。民放にはできないNHKならではのドラマになると思うけど。

「フェイク　京都美術事件絵巻」
キャスト
財前直見　南野陽子　佐野史郎　寺田農　藤村志保　ほか

ＣＯＮＴＲＯＬ～犯罪心理捜査～　第5話　（2月8日放送）

「ソーユー系ってドーユー系ですか？」

あらすじ
前回からのつづき。交換殺人だというながれで瀬川里央（松下奈緒）は宮田（尾上寛之）を追っていた。だがそこには既に死体が。宮田は窃盗目的だと言っている。被害者の夫の高校教師・窪塚（二階堂智）の受け答えからジャムパン教授（藤木直人）は宮田と同じでこいつも対応を準備していたという。だが２人の共通点が見つからない。
そんななか課長・小板橋（勝村政信）が「ジャムパン教授に対抗していた」のは実は部下をやる気にさせるための演技であることをカミングアウトする。仲良くジャムパン教授とジャムパンを食べながら瀬川（松下奈緒）にもジャムパンをすすめるのであった。
捜査陣は（原田泰造）がかつて立ち上げていたネットのミステリーサークルXなるものの存在を突き止める。そして鑑識課でのプリンのやりとりをヒントにジャムパンは「２人じゃない３人だ」ということに気がつく。（おせーよ）

「では、エコスイッチ押します」（CM・戦場カメラマン）
（エコのため以下省略）

感想
冒頭で多くの視聴者が３人交換でいいんじゃない？と思ったのではないだろうか。気付かなかったことにして見てたら忘れた頃に予想した通りの展開に。あれ、ひねりなし？そして（原田泰造）の妻を殺しにいった犯人は、妻が護身用に用意していたライフルで逆にやられてしまい（原田泰造）の計画は失敗。そして妻にネタバレ。（原田泰造）への愛が一瞬で殺意に変わる。あ、やるな、と思ったらやっぱり妻は（原田泰造）をライフルで撃つ。みすみす２人も犠牲にしちゃうとは、なんというマヌケな刑事たちだ。

話はともかく、はじめの頃に比べればかなり“見られる”ようにはなってきた。松下奈緒を見たい人にはちょうどいい。そうじゃない人は見る必要はないけど…。もっとコメディにしてしまえばいいと思う。あと大事な役にはやはり本職の役者を使おうよ、そうすればもう少し説得力と迫力がでたのではないかな。

「ほどほどの内容で視聴者（率）をコントロール？」

告発～国選弁護人　第4話　（2月3日放送）

佐原（田村正和）の娘（相武紗季）がヒゲ面の婚約者（山口智充）を連れてくる。
「ジャングルでゴリラと遊んでいたのか！」
「彼とはまだですから」
つづく（オイ）

感想
おもしろいようなおもしろくないようななんとも評価しにくいドラマ。個人的にこういう題材の事件に興味が持てないから話しにのめり込めない。結果ななめに見てしまう。娘のくだりは必要なのか？体がまだで婚約するか？事件が重いぶん息抜き的なつもりなのか。あの女刑事の行動もよくわからない。

ゲスト
殺人犯・清水熱子（若村麻由美）
熱子の一人娘・秀子（川島鈴遥）
絞殺された同級生の中里春子（杉山優奈）
刑事・遠藤政子（岩崎ひろみ）