シーズンXX

外交官・黒田康作　第3話　1月27日放送

「ホテルですか？」（柴咲コウ）
「待ってる」（織田裕二）

あらすじ
黒田康作（織田裕二）はメキシコ大使館への調査依頼を観上祥子（草刈民代）に頼むがあっさり断られる。霜村毅（香川照之）の娘・瑠衣（夏帆）の家を訪ねた利香子（柴咲コウ）は、あやしいメールの着信を目撃。さらにストーカー的な男の存在を打ち明けられる。
利香子は黒田に、霜村が生きているらしいことを瑠衣に教えたいと頼む。黒田はメキシコ大使館そばのホテルで人の出入りを監視していた。
黒田はあやしい配達のバンに気づき霜村は外出したと判断。利香子に瑠衣に連絡をつけるよう言うが瑠衣は携帯に出ない。瑠衣が部屋から姿を消す。メールから発信者を突き止めて向かうがそこで霜村を目撃。追いかけるが逃げられる。そして殺人事件。メールの主が殺害されていた。やったのは霜村か？
利香子の署の管轄なのでちょっと偉い人（田中哲司）やら例のあやしい課長やらが登場。（田中哲司）は霜村が生存している可能性が高いため捜査のやり直しを指示。あやしい課長はまずいことになった風のそぶり。翌日瑠衣から連絡があり無事を確認。瑠衣は何らかの秘密を知った模様。利香子に会いたがらない。謎は深まる。

「あなたが所属しているもうひとつのテロ対策室はどこにあるの？」（草刈民代）

感想
黒田康作（織田裕二）が寡黙すぎる。セリフが少ないからほとんどしゃべらないように感じる。自分的には今季いちばん面白いドラマだと思うけど、ジーッと見ないとおもしろくないからこれでは視聴率はとれないんじゃないかなあ。柴咲コウは安定していい仕事をしてる、なんなんだろうあの魅力は。

【キャスト】
黒田康作・・・織田裕二
大垣利香子・・・柴咲コウ
霜村瑠衣・・・夏帆
西園寺守・・・田中圭
鴨下祐司・・・大倉孝二
君島祐太朗・・・西島隆弘
山路貴繁・・・岩松了
新居田一彦・・・田中哲司
斉藤修助・・・近藤正臣
安藤庸介・・・鹿賀丈史（特別出演）
霜村倫世・・・紺野まひる
佐々木藍子・・・片瀬那奈
悠木圭一・・・萩原聖人
観上祥子・・・草刈民代
霜村毅・・・香川照之

外交官・黒田康作　第2話　1月20日放送

地図オタクでドジなメガネっ子刑事、ニヤリ（柴咲コウ）

死んだはずの霜村毅（香川照之）は生きていた。ヒューマンロンダリング？ヒューマンロンダリングとは自殺を偽装して別の人間として生まれ変わらせることらしい。

あらすじ
日本に赴任した黒田康作（織田裕二）は霜村毅（香川照之）の行方を追う。そのお手伝いとして刑事、大垣利香子（柴咲コウ）が指名される。外務省員である黒田（織田裕二）が欲しかったのは警察としての権限だけだ。優秀すぎると邪魔なので彼女が選ばれたのである。

霜村はメキシコ国籍のロベルト・イシイという男として入国していた。が、その先の足取りが掴めない。そんななか霜村の娘、瑠衣（夏帆）の様子を見に行っていた利香子（柴咲コウ）は霜村らしき人物を見かける。黒田（織田裕二）が見つけられなかった手がかりを利香子（柴咲コウ）が見つける結果となる。こいつ、意外と使えるのか？風の黒田（織田裕二）。そしてメキシコ大使館でのパーティーのくだり。メガネっ子のまま衣装を変えただけで浮いている利香子（柴咲コウ）は緊張でトイレにいく。そしてまた霜村を目撃してしまう。この事件の裏はまだ見えない。


感想
１話も２時間スペシャルらしくなくおもしろかったが今回は通常時間で間延び感もなくさらにおもしろかった。基本的には真面目なつくり。霜村を目撃するあたりはよく考えると都合がよすぎるんだけど、ちゃんと作ってあるから気にならない。結局はおもしろいかおもしろくないかなんだなーと思った。日本のテレビドラマもこういうのを連発してくれるようになるといいのに。

外交官・黒田康作　第1話　
2011年1月13日放送　初回2時間SP

管理人の知ってる予備知識
映画アマルフィの続編的位置付け。主人公の黒田康作（織田裕二）は国の秘密組織・邦人テロ対策室のエージェントである。外交官として各国に赴き、邦人をテロなどから守るのが彼の任務である。表向きは完全に外交官で同僚の外交官たちも彼の裏の任務を知らない。

あらすじ
サンフランシスコの国際会議で訪れている外務副大臣、観上祥子（草刈民代）の警護にあたる黒田（織田裕二）。情報屋らしき風のジョン（イ・ビョンホン）と会い、情報を入手する。ジョンはCIAのエージェントで内偵任務中であった。会議ではテロがおきるが黒田の活躍もあり未遂に終わる。しかしこれは日本とアメリカ政府による世論誘導のための自演であった。もともと黒田の出る幕ではなかったのだ。黒田は会議の前日、元同僚の霜村毅（香川照之）からの連絡で彼と再会していた。彼はなにやら深刻な風でなにかを隠している。その後彼は死体で見つかる。飛び降り自殺のようであるが遺体の損傷が酷い。

一方日本では殺人事件が発生。遺体の第一発見者は刑事・大垣利香子（柴咲コウ）である。利香子は刑事とはいえ新米で、上司にもあまり相手にしてもらえていない。現場の証拠から容疑者として霜村が浮上。利香子（柴咲コウ）は現場の違和感をうったえるが上司に取り合ってもらえない。この上司は若干あやしい感じ。利香子は、霜村の遺体と遺品確認のため彼の娘、瑠衣（夏帆）と共にサンフランシスコへいく。そこで瑠衣を迎えにきた黒田とはじめて会う。黒田は利香子から報告書にはなかった話を聞き、この事件にはなにか裏があることを感じ取る。そしてもうひとり死人がでることになる。それは霜村の遺体確認をした医師であった。さらにその後黒田は空港で霜村らしき人物を目撃する。彼は死んではいなかったのか？黒田は真相を解明するため無理を言い日本に赴任する。ボス（鹿賀丈史）から彼に与えられた時間は3ヶ月…。
つづく

感想・レビュー
予算をかけてかなりがんばった感じで思ったより真面目なつくりだった。１月スタートのドラマではじめて次を見たいと思わせてくれた（田村正和のはまだ見てない）。少しテンポは遅めな気がするがフジのドラマにありがちなスローモーション＋BGMで延々引っ張るハッタリ演出はなかったかな。織田裕二でひっぱる演出はあったけど許容範囲内だった。一話完結方式ではなくこの事件をずっと描くっぽい。まだ序章という感じ。

黒田康作（織田裕二）は映画アマルフィと同様に寡黙で、映画よりは少しはしゃべるかなという程度。大垣利香子（柴咲コウ）はメガネっ子の地図オタク属性である。熱い女刑事とかではなく頼りなさげ、まだまだ未知数。２人のからみも今回は少なかった。今のところ（織田裕二）と（柴咲コウ）が相棒になったわけでもないしガリレオのような関係でもない。今後どうなるのか、たかまるー。

外交官・黒田康作　
フジテレビ　木曜　22:00
キャスト
黒田康作・・・織田裕二
大垣利香子・・・柴咲コウ
霜村瑠衣・・・夏帆
西園寺守・・・田中圭
鴨下祐司・・・大倉孝二
君島祐太朗・・・西島隆弘
山路貴繁・・・岩松了
新居田一彦・・・田中哲司
斉藤修助・・・近藤正臣
安藤庸介・・・鹿賀丈史（特別出演）
霜村倫世・・・紺野まひる
佐々木藍子・・・片瀬那奈
悠木圭一・・・萩原聖人
観上祥子・・・草刈民代
霜村毅・・・香川照之
ジョン・・・イ・ビョンホン
スタッフ
原作：真保裕一
脚本：古家和尚、池上純哉
演出：西坂瑞城、永山耕三
音楽：菅野祐悟
ストーリー
映画『アマルフィ 女神の報酬』の続編。映画では描かれなかった黒田の過去とヒューマン要素が加わり、柴咲コウら豪華出演者を迎え、国境を越えた怪事件に挑む。
　主演の織田裕二は映画同様に邦人テロ対策室に所属。「邦人を守る」というただ１つの信念を胸に奔走する外交官・黒田康作を演じます。そして、黒田の新しいパートナーには柴咲コウ。空間認識能力に優れ、捜査地図を描くなど地図力の手腕は発揮するが捜査力は・・・？の、頼りない地図オタの女刑事・大垣利香子役を演じ、作品に華を添えます。外交官と刑事の"超異色コンビ"が国境を越え、様々な思いが交錯する事件の謎に挑みます！
公式サイト
http://www.fujitv.co.jp/KOSAKUKURODA/