外交官・黒田康作 第4話 2月3日放送

「しばらくはここでおとなしく地図作ってろ!」

あらすじ
瑠衣(夏帆)の先輩、君島祐太朗(西島隆弘)を脅していた柏田勉(八神蓮)が殺され、それを発見した黒田康作(織田裕二)と大垣利香子(柴咲コウ)は、それぞれ捜査からはずされる。黒田はアリトリアの王女、サラ(ジェーニャ)のアテンドを、利香子は捜査からみそっかすにされる。

あの夜、瑠衣(夏帆)は父、霜村(香川照之)と再会していた。「なんで生きてんのよ」、「やらなきゃいけないことがある」。抱き合う父娘。

サラの対応で動きがとれない黒田は利香子(柴咲コウ)に電話で協力を頼むが利香子は「もう協力できないんで」、と困った風の対応。フリーライターの佐々木(片瀬那奈)には気を付けろと言う黒田に、「黒田さんも(信用できないのは)同じです」と答える。

黒田はかつて(11年前?)王女・サラを誘拐事件から助けている。今回の来日は王である父の代理である。政権交代まえに経産省が進めるダム建設事業にサインをさせるのが政治的な目的だ。だから「外務省も協力してちょ」という感じ。だがこのダム事業計画には不備が多いことを黒田は知る。そしてサラは逃走。黒田はサラを見つけるが事情を聞き逃走に協力。1日だけ逃げればいい…。しかし2人は目撃されていたため黒田がサラを逃がしたことが政府にバレる。外務省としてサラのアテンドに黒田を推したのは観上祥子(草刈民代)である。彼女の立場も悪くなる。ダム計画の不備を彼女も知ることになるのではあるが。

柏田殺害の捜査で瑠衣(夏帆)や君島祐太朗(西島隆弘)も任意ではあるが署内で事情聴取を受ける。瑠衣は何も知らないといいはる。その後送っていった利香子に誘われ銭湯タイム。瑠衣は利香子に(父の事件を)「調べて、期待はしてないけど」という。父に会ったことはうちあけない。だがいま頼れる大人は利香子だけな風。その後、柏田殺害の捜査に進展がある。指紋から霜村(香川照之)は犯人ではないことが判明。そして「アトロン薬害訴訟」なるキーワードがででくる。

一方、黒田はサラともんじゃ食ったり観光したりしながら逃走。もう少しで目的の深夜0時をまわろうかというところで一般人のツイッターからチクリッターされてしまい追っ手が迫る…。(つづく)

感想
他がひどすぎるせいもあるけど個人的には1月スタートのドラマのなかではいちばん楽しみにして見ている。今回も自分的にはおもしろかった。だけどこれでは視聴率はとれない、疲れてるときに見ると眠くなっちゃうよ、きっと。なんだろう、連続ドラマのつくりになってないのかなー。長い映画を少しずつ見せられている感じ。何が謎でストーリーがどこに向かおうとしているのかもわかりにくい。

黒田と利香子のパートナー関係もなかなか進展しない、というかこれは最後までこんな感じかもしれないが。利香子(柴咲コウ)と瑠衣(夏帆)の関係も進展が遅い。いわゆる普通のドラマを見る人(見たい人)がどれだけこれについてこれるのか疑問。目先の視聴率を考えれば黒田(織田裕二)と利香子(柴咲コウ)をわかりやすーい相棒にしてしまえばいいのだろうが、そうしないのはしっかりとストーリーを描きたいということだなんだと思う。

あと個人的にはあの課長がわからない。なんか演技が浮いてない?あの人の演技がああいうもんなのか、演出でああいう演技をしているのか、どうも判断がつかない。いちばんの謎だ(笑)。


外交官・黒田康作 (フジテレビ 木曜22:00)
キャスト
黒田康作(織田裕二)、大垣利香子(柴咲コウ)、霜村瑠衣(夏帆)、西園寺守(田中圭)、鴨下祐司(大倉孝二)、君島祐太朗(西島隆弘)、山路貴繁(岩松了)、新居田一彦(田中哲司)、斉藤修助(近藤正臣)、安藤庸介(鹿賀丈史)、霜村倫世(紺野まひる)、佐々木藍子(片瀬那奈)、悠木圭一(萩原聖人)、観上祥子(草刈民代)、霜村毅(香川照之)、ジョン(イ・ビョンホン)
スタッフ
原作:真保裕一
脚本:古家和尚、池上純哉
演出:西坂瑞城、永山耕三
音楽:菅野祐悟
公式サイト http://www.fujitv.co.jp/KOSAKUKURODA/
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